スイカをご自宅で育てる方が増えてきています。スイカを育てる際のポイント、スイカを育てていく際の注意点などをまとめてみました。ご自宅でスイカを育ててみたいという方へ。
夏はやっぱり、きんきんに冷えたスイカ!買うばかりではなく、手塩にかけて育てたスイカは格別なんだろうな…とお考えのあなた!条件がそろえばスイカを育てることができるんですよ。ちょこっとだけですが、ヒントをお教えしましょう。鑑賞用であれば、ベランダでのプランター栽培も可能ですが、根張りが十分にできず結実はあれども食用に至りません。できれば、市民農園などをお借りして、栄養分が豊富で水はけのよい畑の環境があるといいですね。食後に残ったスイカの種を発芽させることもできますが、販売する上での品種の保全もあり、交配の操作をしている場合があります。次世代の結実はまず難しいと思った方がよいでしょう。じゃあ…どうすれば?ホームセンターなどで、ある程度まで成長した「苗」の状態で購入するのが一番です。「接ぎ木」処理を施してあるスイカの苗を購入してください。
先ほど「接ぎ木」のお話をしましたが、スイカやメロンは同じウリ科植物の「ユウガオ」などの病気などにも強く、根や茎がが丈夫な植物の根を接ぎ木して成長しています。スイカは連作ができない植物なので、プロの方は「接ぎ木」で栽培しているんですよ。トマトの場合も同じです。ご自身で「接ぎ木」の処理もできますが、初心者さんの場合、活着がうまくいかなかったりと、接ぎ木をするまでのプロセスにおいて失敗する可能性があるのであらかじめ「接ぎ木」が成功している苗木購入をお勧めしました。「マルチビニール」「トンネルマルチ」などは農業系商品を扱うホームセンターやJAなどで購入できます。これをそろえると本格的な栽培になりますが、ゴミ袋や園芸用土の廃ビニールなどでも代用できそうです。
花が開いた初日の朝を狙ってハケなどブラシで雄花の花粉を雌花のめしべにそっとつけてあげます。花の付け根に小さなこぶがついているものが「雌花」ですよ。間違えないように気をつけてくださいね。花が落ちた後はは、一つの株にスイカの実を2〜3個にとどめるために摘果します。甘い実を得るために、最後の追肥も行います。またツルの成長も必要がなくなりましたので、実の成長に集中できるように、ツルの先端を折って置きます。わき目などもかいておくことが大事のようです。あとは、実が大きくなるのを見守りましょう。雨が当たらないように、またおひさまに十分スイカの実を当てるようにだけは気をつけてくださいね。このあたりからは水やりも控えるといいでしょう。
スイカを育てることは幾分難しいようにも思えますが、丸々と大きく育ったスイカを収穫できたらどんなにうれしく思えるのでしょうか!受粉から50日前後で収穫を迎えます。収穫後、すぐ食べるよりも2〜3日置いたものの方が甘味が増しておいしく食べられるようです。甘いスイカでしたか?それとも、来シーズンにリベンジを誓いましたか?それでも、手塩にかけて育てたスイカはお子さんたちにも人気が高いと思います。接ぎ木の苗木であれば、次のシーズンもまたスイカを育てることが可能ですが、株を倒した後は、石灰を混ぜたり、腐葉土を足したりと痩せてしまった土を癒してあげることも忘れずにお願いします。